日誌

11月1日 いきなり行きます

◆野外活動レポート~森林教室編~

11月になっても9月の行事をまだアップしてます。辛抱強くお付き合いください。

担任「長靴は外で履き替えるんだよ。」

担任は森林教室に向けてすでに準備万端。気合が入ってます。

虫よけスプレーも入念に。

今年は、2台に分乗しての移動です。主催の森林整備センターさんには例年以上にご配慮いただいています。

子供「あのう、失敗したことありますか。」

初対面で、いきなりすごいこと聞くなあ。

職員「う~ん・・・、ないよ。」

「・・・」が気になる。

子供「失敗したら?」

くいつくねぇ。

職員「失敗しないように、ちゃんとやるからね。」

子供は本当に心配してたみたい。それにしても、いきなり馴染んでる。脱帽です。

今年も熱烈歓迎を受けました。

”森の教室”、スタートです。

職員「渥美半島で一番のものは何?」

子供「花。」

職員「そうだね。では、花を育てるには何がいる?」

子供「太陽!」

その通り。次は”水”と言ってね。

 間伐のデモンストレーションが始まりました。

 最初に切る部分が受け口。これが木を倒す方向になります。

できました。

ここで指示がとびます。緊張感が高まります。

ロープが見えますかね。間伐する樹木に結んだロープが、斜め前方の樹木を経由して地面に延びています。

「どうなるんかなぁ」

受け口の反対側から、水平に切り込みを入れます。これが”追い口”。

職員「せーのぉ。よいしょ!よいしょ!」

「お、お~。」

う~ん。微妙な写真になってしまった。分かりますかねえ。木が倒れる瞬間なんですけど。

「パチパチ」

チェーンソーおじさんもうれしそうです。

職員「それじゃあ、みんなにもやってもらおうか。」

人数が多いので、今年は3班に分かれて体験します。ここでもご配慮いただきました。

子供たちの体験はのこぎりを使います。事前に受け口は切り出してあるので、子供たちが切るのは追い口ですね。

ここまで太い木を伐る体験はもちろん初めてです。

職員の手助けをもらいながら、一人一人が刃を引きます。

期待よりも不安が勝った表情に見えますが…。

やりだせばこの笑顔です。

職員「うん、その調子。うまいねぇ。」

あなたの口もね。

職員「さあ、みんなで引っ張ってー。」

子供「よいしょ。」

なぜかカメラ目線。

そう簡単には倒れません。どこまで追い口を入れるか、この辺りも熟練の技なんでしょうね。

今度は上手に撮れました。

子供「この木、何歳だ?」

「えー、こんなに重いの!」

振り返りが始まりました。

彼らの心には様々な思いが残ったことでしょう。

しっかりお礼と感想が言えました。

もう少し成長してから、今日の記憶がよみがえり、新たな気づきが生まれることも期待したいですね。

→ つづく *いよいよ完結?