日誌

10月30日 あれ食べたーい

子供「こうちょうせんせーい!」

運動場から大声が‥。

子供「こっち来てー!」

何事ですか?!

子供「あっ、来た。」

来ましたよ。

子供「あの実、食べていい?」「食べたーい。」

話がよめました。秋ですねぇ。中庭のイヌマキ(細葉の木)の実が熟れ始めました。などとのんきに構えているわけにはいきません。さて、どう答えたものか。赤い実が食べられるというのはご存じの通り。しかし、昨今、学校では子供の口に入るものについては特に敏感です。

私「よく見つけたねぇ。食べられるんだけど、たまーにお腹が痛くなる人がいるんだよねー。」

おや、この顔は・・。

彼「えっ、もう1個食べちゃった。」

私「そうなの。でも、誰かのお腹が痛くなっても困るしなぁ。」

彼「僕、痛くないよ。もう1個食べたい。」

子供「私も!」

私「お家の人と一緒の時、食べていいよと言われたら食べたらどう?」

子供「はぁ・・。」

私「お家の人がいれば、お腹が痛くなってもお医者に連れて行ってくれるしね。」

子供「先生、連れてって。」

そうきますか。

この場は何とかおさめましたが、さて、これで良かったのかどうか。食べさせてやりたい思いはあるんですがね。できたらご家庭でフォローしてもらえませんか。

【注意】

先端の青い部分は種で、こちらは毒があって食べられません。ご家庭で試食させる場合は、立ち合いのもとでお願いします。

ここからは、昨日の話題です。

◆なかよし班活動

あいにくの雨。中止かと思われましたが、そこはちゃんと計画されていました。赤白の3班ずつが交代で、体育館で遊びました。 

最初は白組です。

私「これは、何の遊び?」

担当教員「バナナ鬼だそうです。」

そういうのあるんだ。知らんかった。

確かにそれっぽい子供たちがいます。

ここにも。

鬼にタッチされるとバナナになって、味方に皮をむいてもらうと復活できるらしい。

目まぐるしい攻防です。

いつ終わるのなんて、野暮な質問はなしですね。

彼女はバナナをたくさん集めたようです。

でも、結局逃げられちゃった。

最後はみんなで振り返りです。低中学年が積極的に発言してました。

つづいて赤組に交代です。

6年「1班、こっちねー。」

種目はドッチビー。しかし彼らには不運が舞い込みます。1,2班の対戦が終わり、2,3班のゲームを始めたところでタイムアップのチャイムが鳴りました。さあ、どうするのかな。

6年「今度もドッジビーをやります。次は2班対3班からでいいですか。」

子供「はい。」

◎子供たちが立派だったところ

1 チャイムがなって、すぐにゲームを切り上げたところ

2 ゲームができなかった3班の子供たちに、6年生がちゃんと配慮したところ

3 全体の場で、他の子供たちが文句を言うのを自重し、6年生の提案を受け入れたこと。

*教室に戻る白組の子供の会話

子供「後半って損だよね。前半が20分で後半が15分だもん。」

子供「うん。後半の方が5分少ないし。」

はて?

私「35分の半分なら、17分30秒ずつでいいんじゃない?」

子供「そういう細かいことはいいの。大きく言えば20分と15分。」

こだわってたのはそこですか?!

◆おすそ分け

彼女「お芋をふかしたので、食べてください。」

私「うわぁー、ありがとう。」

実りの秋を子供と満喫しています。

※野外活動レポートは本日お休みします。