日誌

6月10日 授業点描

 ◆2年道徳「だんごむしのまるちゃん」

教室に入るな否や、いつにない緊張感を感じます。

子供「・・・・」

何が始まっているのでしょうか。心が高鳴ります。

子供「僕は、遊園地ではないと思います。」

今日の話し合いは、”聞く”ことに力点を置いた指導の下で進められています。発言者は、聞き手の顔や姿勢が自分を向くタイミングを見計らっていたようです。

いいですねぇ。

子供「私も◯◯さんと同じで遊園地じゃないと思います。理由は暗くてじめじめしたところが好きだからです。」

子供達「ふー。」

発言が終わり、緊張の糸が切れた瞬間です。

この辺りが2年生らしい。

担任「さあ、あともう少しね。」

檄が飛びます。

今日の話し合いのテーマは、主人公に捕まったダンゴムシ”まるちゃん”の気持ちです。主人公はまるちゃんの家を遊園地みたいにしたいのですが、果たしてまるちゃんはどう思っているか。

彼「僕は遊園地だと思います。理由は、お城の中は暗いからです。」

よく言った。ちなみに遊園地派は彼一人。その他全員は否定派です。

一人だけ違う意見を言うのは勇気がいるね。

担任もちゃんと板書してくれました。

担任「みんなは今、トカゲを飼ってるね。」

なるほど、そう来ましたか。

子供「とかちゃんだよ。」「とかぴーだよ。」

そこですか。

担任「みんながトカゲのためにもうできることはないかなぁ。まだある人。」

子供「はーい。」

動物愛護の気持ちは徐々に育っているようです。お世話も良くしているようですしね。

がんばれ~。

2年生の子供たちは、一歩一歩成長してます。

◆4年交流学級

今日は特別支援学校に通う女の子が交流学習に来てくれました。これで3年連続かな。子供達は慣れたもので、すぐに旧交を温めていました。交流に来た女の子も明るいこと。

ダンスで一緒に盛り上がったね。

◆6年理科「人体」

寄ってたかって人体模型をいじってます。付け入る隙がありません。あえなく撤退。

◆3年美術

魅惑的な作品が並んでます。

彼も仕上がったようです。

私「変わった塗り方だね。なんて言うの。」

子供「ぼかしです。」

私「どうやって塗るんだろう。」

子供「絵の具を水で溶かして、ぽんぽんって。」

私「べたって塗るんじゃないんだね。」

子供「そう。」

ちゃんと学習が生きてます。こうやってちゃんと言えるところが良い。