田原市立伊良湖岬小学校

授業だより*2年生活科岩のり採り*

2年生の話題の前に、4年生の話題をちょっぴりどうぞ。
 
職員室前で4年生が眺めているのは、「新元号募集」の掲示板です。参加賞を手にした子どもの作品が徐々に増えています。子どもたちの意欲関心は衰えていないようです。
その4年生が、今日は「炭生館」の見学にいきました。昨日、今日と大忙しです。

  
行ってらっしゃい。見学の様子は、明日、紹介できるかな…。
◆2年岩のり採り
4年生に続き、今度は2年生が出発です。昨日予定していた岩のり採りでしたが、天候不良につき本日に延期しました。
  
海岸の岩場での活動になりますので、家庭からお父さん、お母さん、おじいちゃんと13名の助っ人が集まってくださいました。心強いです。しかし、…
  
いつもあるはずの場所に岩のりが見当たりません。今年は不作?自然と足は、波打ち際へと向きまして。
  
↑ えっ、君も行くの?? 『ドキドキ』 → えい、やぁ! 『ハラハラ』
  
↑ やっぱり止めた。 『エーッ』  → みんな戻るよ! 『ホッ』
  
うらめしそうに担任が見つめる先は、一面に海苔をたくわえ、波に洗われる岩です。
  
とりあえず手の届きそうな所からのりを集めだしました。中には、早々と獲物を”亀の手”に変更しちゃったりして。ここで、ピンクの長靴とピンクのゴム手袋の彼女にご注目ください。彼女の岩のり採りにかける思いは強いです。波の合間をぬって、先程の岩に駆け寄りました。
  
後ろのお母さんは気が気じゃありません。
  
↑ 「うわっ」 *ほら、言ったこっちゃない。 → 「う―ん」 *くやしそうです。
  
↑ それでもあきらめません。再び駆け寄ると、岩のりを掻き出し始めました。
そして、ここにも一人。岩のり漁師のような風情を醸し出しながら、黙々と岩のりを収穫する児童を見つけました。
  
波しぶきにも動じません。もはや職人のようです。
  
↓ こちらの彼もきわどい場所で作業中です。このあと、大人に助けてもらっているのはご愛敬です。
  
バケツの中を見せてもらいました。
 
今日のコンディションを思えば、大漁です。頑張ったね。
あちらでも、数名の子どもたちが波と格闘しています。
  
それでもあきらめません。2年生は、すっかりたくましくなりましたね。
 
再び、ピンクの彼女の登場です。さっきよりも海に近づいていませんか?お母さんもハラハラです。
  
それでも止まらない我が子のあまりの熱心さに、最後はつい笑っちゃいました。そしてこのあと・・・、
 
娘にゃ負けとれん!!
 
↑ 「えっ、お母さん!」
あと少し、岩のり採りの様子をご覧ください。
  
↑ こっちも気が気じゃない  → お、重い
  
↑ 早く着替えなきゃ!  → やれやれ、仕事より疲れた!?
 
いつのまにか、潮も幾分引いてきました。この時期には珍しいぐらいの陽気に恵まれ、子どもたちにとって貴重な体験となりました。
❑追伸1
何となく”終わった感”が漂っていますが、実は今日の午後、新たな助っ人を招いて、岩のりを板海苔に加工する体験学習を行いました。どんな板海苔ができあがったか、それはまたいずれ紹介できるかな。
❑追伸2
今日の校外学習では、随分ひやひやする場面がありました。その分、子どもたちはいろいろのことを感じたことでしょう。「ズボンが濡れるとすごく重たいよ」「ときどき大きな波が来るよ」「岩の上は滑りやすいよ」・・・安全管理を徹底する中で、安全と危険の境界を子ども自身が経験から学ぶことは、とても重要ですね。お手伝いいただいたボランティアの皆さんの協力があってこそできた今日の学びでした。
*久しぶりのおまけ
今日の写真のコメントとかけまして
やることなすことうまくいく人とときます
<その心は>
かなりもってます