田原市立伊良湖岬小学校

校長室だより*陸上大会当日*

今日は、陸上大会当日です。先程、5、6年生の陸上部員が元気に出発していきました。私からは、子どもたちに三つのことを伝えました。
① 先生から教わったことをしっかり頭に思い浮かべながら1日をがんばること
② 6年生は、3年間の陸上部の集大成のつもりで、5年生は、来年度へのステップの大会になるようにがんばること
③ 競技の前には「自分はできる」と三回唱えること
みんなの活躍を期待しています。

◆閑話休題
今日は、いつもに増して、まじめな内容ですが…
今週は、大きな総会が二回あり、その中の講演会で心に残るお話を伺いました。
◎三河教育研究会定期総会にて

チア・ノル氏は、カンボジアの公立学校「バイヨン中学校」の創設に至るまでのお話をされました。この事業には、特定非営利活動法人オアシスの皆さんも関わっており、代表の皆さんからのお話もありました。「学校とは何か」という根源的な部分を考えさせられました。
◎愛知県へき地教育研究協議会総会にて

「愛知県へき地教育研究協議会」とはなんぞや。そう思われても無理はありません。この会に加盟している小中学校は、県内で58校、東三管内で19校、田原市内で3校です。それはどこかというと、若戸小と伊良湖岬中と本校です。学校の規模だけではなく、諸処の基準に照らし合わせて指定されています。そうは言うものの、会場となった東栄小学校設立までの変遷を見ると、人ごとではありません。平成元年、東栄町には小学校が九つありましたが、幾度となく統合を繰り返し、平成22年に東栄小学校一つになりました。その地域を愛し、どうやって地域に貢献していくかというのがお話の中心でした。講師は、「和太鼓集団 志多ら」代表の西谷氏でした。お話も良かったのですが、何しろ、最後に聴いた和太鼓の演奏に感激しました。狭い体育館の中で、11名の打ち手が、大小13台の太鼓を目の前で打ち鳴らすのですから、これまでにない体験でした。心がしびれるといいますが、身体全体のしびれが演奏後もしばらくとれないほどでした。*決して悪い病気ではありません。

6月9日には田原市の教育講演会があります。本校からもPTA委員さんと職員が参加する予定です。どんなお話を伺えるか、楽しみにしていたいと思います。