田原市立伊良湖岬小学校

お知らせ*石像の除幕式*

5時間目に、本校に寄贈していただいた石像の除幕式を行いました。今日は、その報告です。
寄贈していただいた方は、彫刻家で石像の制作者である橋本恵吏(けいり)氏です。
石像の名称は、「日本の百選 選定記念モニュメント模型」です。
約20年前、田原市の依頼で、伊良湖岬にある恋路ヶ浜に日本の百選選定記念モニュメントが設置されました。ご覧になった方はわかると思いますが、そちらは横幅320㎝☓奥行き130㎝☓高さ320㎝の巨大な花崗岩の石像です。そして、今回いただいたのは、その制作に先立って作られた模型とのことです。模型とはいえ、スウェーデンから取り寄せた特殊な岩を使い、それを削り出してつくった、重さ約30㎏の石像で、台座を含めると80㎏にもなります。
恋路ヶ浜が、日本の百選の内「白砂青松」「渚」「音風景」「道」の四つの指定を同時に受けていることを記念し、古代文字「百」をモチーフにデザインされたそうです。その後、手元に置かれていたのですが、モニュメント寄贈の際に出会った旧伊良湖小学校の子どもたちのことが忘れられず、そのご縁が今回の寄贈につながりました。

下が橋本さんです。石像を友達のように思ってほしいという言葉が印象的でした。
 
除幕式らしく、写真を並べてみました。
    
この後、新しい児童会長がお礼の言葉を述べました。
  
「みんなで、大切にします」
最後に、みんなで校歌を歌って、感謝の気持ちを伝えました。
こちらがいただいた石像です。

この後石像は、たくさんの子どもたちの目に触れるように、校舎の本館と北館を結ぶ2階通路に設置しました。もちろん重いものですので、安全面を十分に考慮し、専門の業者の方に補強をお願いしました。
余談ですが…
橋本さんの奥様も式に参加いただいたのですが、奥様に本校の校歌とその歌声をとても気に入っていただきました。ちなみに奥様は、音楽教師として高校で教鞭をとっており、音楽教室も開催されているとのこと。自信になります。