田原市立伊良湖岬小学校

2018年11月の記事一覧

授業だより*2年生活科*

今週は、いもほり集会の話題でスタートしようと意気込んでいましたが、気まぐれな天候に出鼻をくじかれました。予定していた午後は、途中で天候が崩れるとの予報です。
 
「全校の皆さんに連絡します。今日のいもほり集会は、明日に延期します」
突然の校内放送に、教室からは落胆の声が…と思ったら、意外や歓声が聞こえます。昼放課には、雨が降る前の曇天を惜しむように、子どもたちが遊んでいます。これまで学芸会の準備で思うように遊べなかった子どもたちの、もう一つの本心を覗いたような気がしました。明日は、天候も良さそうです。子どもたちの楽しい活動の様子をお知らせします。心配なのは、いもの出来具合だけですね。
今日の話題はこれまでかと諦めかけたときに、2年生からの誘いがありました。なんというタイミングでしょう!
◆2年生活科 ~おもちゃ遊び~
自作のおもちゃで試しに遊んでみました。
 
人形の下にはビー玉が仕込んであります。ビー玉の数でスピードが変わることを教えてくれました。どの人形が早くゴールにたどり着くかを競争しています。
 
わたし 「別の遊び方もありますよ」
子ども 「えー、どんなの?」
わたし 「あのねぇ、的をつくって当ててみたらどう?」
*余計なことを言っちゃったかな?
体育館のここそこで、おもちゃの最終調整をしていました。
 
こちらの女子児童は、魚釣りゲームの準備中です。
 
お! 的を決めて楽しんでいます。
 
こちらは大作ですよ。磁石を使ったボールの移動ゲームです。
 
この夢中な表情はどうですか。いい顔して遊んでいます。
   
最後は、みんなで今日の活動を振り返りました。
 
子ども 「校長先生が、違う遊び方を教えてくれました」
わたし (お!)
担 任 「それは、どんな遊び方ですか」
子ども 「的に当てる遊びです」
担 任 「へー、良かったですね」
わたし (me too)
*遊び方を自分たちで工夫したり決定したりする経験は大切ですね。特に、複数の子どもたちが一緒に遊ぶときは、相手の考えをくみ取ったり調整したりする力が鍛えられます。2年生も、順調に育っています。
 
しかし、そこは2年生。一筋縄ではいきません。
担 任 「それでは、終わりのあいさつをしてから片付けましょう」
子ども 「ガヤガヤ」
担 任 「まだ終わっていませんよ。ごそごそ動きません」
子ども ・・・・・・・

確かに動きは止まりましたが…。私は見てましたよ。