日誌

11月30日4年道徳

久しぶりに道徳授業のご紹介です。
◆4年道徳「ちょっと待ってよ」
副題が~分けへだてのない行動~となっています。差別について、みんなで考えるようです。今週末より人権週間が始まります。なかなかタイムリーです。
 
すでにいくつかの意見が出されています。
 
登場するのは、正広君とそのクラスメートです。
★エピソード1
長なわ跳びの練習で、静花さんやその他の女子が失敗すると”きつい”ことを言うのに、正広君の失敗には妙に優しい京一君。女子のストレスはたまり、気が気じゃない正広君はため息をついています。
子供1「最悪」
子供2「差別じゃん」
子供3「たちが悪い」

※なかなか手厳しい。
その中で、こちらの二人もバトルを繰り広げていました。
 
子供4「はい。」
子供5「はい!」
 
子供4「あら、あなたが先ね。」
 
子供5「・・・・です。」
 
今度こそ、私に!
※こちらを見られてもねえ…。
 
だめかぁ。
 
だめもとで、もう1回。
 
お、あたった。
話には続きがあります。
★エピソード2
社会の発表で使う資料作りの真っ最中。突き指してるけど、のり付けなら手伝えると申し出た友治君。きれいにできないから見てなと答える京一君。その隣には、作業が遅れちゃうと言って知らん顔の静花さん。見るに見かねた正広君は‥。

子供の怒りは倍増!しかも、京一君の隣には、長なわ跳びで嫌な思いをさせられた静花さんがいるではありませんか。
 
火に油が注がれました。
 
彼「ほんと、最低」

2回戦スタート。

彼「おれもひとこと言ったろ。」
※写真はイメージかもしれません。
*独り言
道徳の授業で押さえたいのは、自分の中にもある心の弱さをみつめることです。当然、資料の4人の心にもそれぞれの弱さが潜んでいます。そこに迫ったり寄り添ったりする先に、より深い学びが広がっていると考えています。
正義感が強い4年生!頼もしいです。彼らの、これからの学びに期待しましょう。