日誌

5月28日5年国語

5/19のブログで3年生の国語の様子を紹介したのを覚えていますか。その時と同じインタビューの授業を、今日は5年で見かけました。
◆5年国語「インタビュー」
今日は、インタビューの結果報告です。
インタビューの相手は、6年生。内容は、委員会について自分が知りたいことです。

  
子供1「僕は、運動委員の〇〇君に、鍵の開け閉めについて聞きました。うまくできないときは、そのままでいいそうです。」
子供2「私は、運動委員の△△さんに、体育倉庫の鍵の閉め方について聞きました。うまくいかないときはやり直すそうです。」
子供3「僕は、運動委員の▢▢君に、鍵が閉まらないときにどうするか聞きました。先生に言うそうです。」
子供たち「運動委員ばっかじゃん」

その通り!それにしても、体育館の鍵の調子、悪すぎ!先生たちも見ておくからね。これはこちらの課題です。


発表はこの後も、どちらかと言えば淡々と続きます。
 

そして、次に紹介する彼が、本日のキーマンです。※勝手に決めました。

彼「僕は、広報委員の△〇君に、なんで広報委員会に入ったのか聞きました。」
子供達「あ、それいいね。」
教師「じゃあ、なんて答えたか、みんなで予想してみて。」

※この切り返しも良かったなぁ。
 
子供5「給食の歌でみんなに笑顔になってほしいから?」
※すごい!君こそ広報委員にふさわしい!
子供6「じゃんけんとか、くじとか?」
子供7「ボタンを押すのが楽しいから」

 ・・・・・・・・・・などなど
 
彼「もっと簡単なんだけど…(ぼそぼそ)」
 
思いのほか盛り上がってうれしくもあり、盛り上がりすぎて心配でもあり。
そしてもう一人、話の行方を気にする児童がいます。 
 
彼は、何かの事情で既に答えを知っています。言いたいのと、話し合いに水を差せないという二つの思いで葛藤しているところです。※多分。
ついに、最初の彼が発表します。
 
彼「4年生でやった時、楽しかったから。」
子供達「あぁ。・・・・・・」


自分たちの予想のほうが、はるかに豊かで個性的でした。
では、予想は無駄だったの?
とんでもない!ここでのやり取りをきっかけに、この後はさらに多様な発言が出てきました。
 
今日の授業のめあては何でしょうか。答えは、黒板の一番最初に書いてあります。『知りたいことを聞き出そう』。
「聞く」と「聞き出す」は違いますよね。キーマンの彼が最初に聞いた質問がとてもよかったので、他の児童もその理由を知りたくなりました。
でも、聞くだけで満足いく答えが得られるとは限りません。だから聞き出す必要があります。
では、皆さんなら彼に、どんなアドバイスをしますか?
子供たちの学びはさらに続きます。
◆1年生活科「芋の定植」
今日の教頭は大忙しです。この時間は、1年生を前にサツマイモの植え方をレクチャー中です。
 
あー行っちゃった。ところが、このあと奇跡が起きます。
子供達「校長先生も来てー!」「来てよー」「来てねー」
ひょっとして人気が出てきた?!ということで、取材続行です。

畑はすでに準備完了です。早速穴掘りスタート。
  
子供「先生、何かいた。」
 
甲虫の幼虫です。感心したのは、彼女が一向に怖がるそぶりを見せなかったことです。虫は友達!正しく昆虫と付き合うためには、幼少期からの体験が欠かせませんね。これは、ICTではできません。
  
作業は順調に進み、ほとんど植え終わりました。
 
  
と思ったら、最後まで穴掘りにこだわる3人組です。そろそろ終わるよ!
*今日の1枚
 
「マスクメロン」
地元の方の協力を得て、すぎのこ学級で栽培中です。レベルが高すぎでですが、うまく育つといいな。
※もう、お忘れでしょうか。本日、「運動会その5」はお休みします。今週もお付き合いいただきありがとうございました。