田原市立赤羽根中学校

2017年6月の記事一覧

にっこり 部訓「一心響音」を胸に

 6月3日(土)、田原市文化会館文化ホールを会場として行われた第16回田原市音楽祭に、本校ブラスバンド部が参加しました。会場となった文化ホールは満席で、通路で立ち見しようとする人が大勢出るほど盛況でした。
 本校ブラスバンド部は、幕開きとして行われた新入生合同演奏に続いて登場し、「Disney Blockbusters」「天城越え」「恋」の3曲を演奏しました。「天城越え」には歌が、「恋」にはダンスが入るなど、コンクールとはまた違う楽しい雰囲気の演奏でした。この日のブラスバンド部の目標は、部訓「一心響音」を胸に、ホールいっぱいに赤中サウンドを響かせることだったそうですが、演奏後の聴衆による大きな拍手がその達成を告げていたと思います。
 

笑う 地域に学ぶ 『ATRY 2017』

 5月29日(月)から6月2日(金)までの5日間、赤羽根中学校区内を中心とする21の事業所のご協力を得て、2年生が職場体験学習を行いました。
 2年生が行う職場体験学習は、愛知県が行う「キャリアスクールプロジェクト事業」の中核に位置づけられるもので、生徒が職業の魅力を感じ、望ましい職業観を身に付けることができるようにすること、あわせて将来の生き方を考える機会とし、夢に向かって努力しようとする意欲を高めることを目標としています。
 事前に行われた開講式で、生徒達は、学年主任の先生から職場体験学習の意義や、そこで働く際に注意すべきことなどの話を聴きました。「これから、みんなはお客としてではなく、働きにいくのだということを忘れてはいけない。」という先生の言葉に、生徒達は真剣に耳を傾けていました。
 5月29日(月)、生徒達は、21の事業所に分かれ、職場体験学習を始めました。また、2年生グループの先生方も、他学年の授業の合間を縫うようにしてすべての事業所を回り、生徒達の体験の様子の把握と激励に努めました。
 事業所を回って学校に戻ってきた先生方は、どの事業所でも生徒達が一生懸命に、そして、生き生きと働いていたとうれしそうに話してくれました。また、事業所の方から、「本当によく働いてくれると感心している。この子達が、将来この仕事に就いてくれるとうれしい。」と言われたと報告してくれる先生もいました。
 忙しい中、「地域の子のことだから。」と言って、親身になって生徒達の指導をしてくださった事業所の皆様方には、感謝の言葉もありません。職場体験学習へのご協力、本当にありがとうございました。