田原市立泉中学校

2018年3月の記事一覧

3月19日 2年生1時間目多目的な時間【3月-164号】


2年生は1時間目多目的の時間でした。「多目的の時間」というのは、泉中特有の時間です。「総合的な学習の時間」や「学級活動の時間」だけでは、総合学習や行事などに対する時間が足りない場合の補充に使っています。教育相談やエンカウンターなどもこの時間を使う場合があります。本日は3年生で行う「修学旅行」のスローガンづくりを行っていました。



修学旅行のねらいと自分たちの旅行を「どうしたいか」「何のために行うのか」を考えて、そういうものが結びつけられる「合い言葉」を班で話し合っている場面です。修学旅行がちゃんとしたねらいのわかる教育活動となるための「しかけ」なのです。伊藤先生は、旅行がただの「物見遊山」「お遊び」にならないように生徒たちに自覚が生まれるように工夫してくれています。生徒たちもそんな伊藤先生の心が通じるのか、真剣な表情で班会議を進めていました。

3月19日 工事始まる【3月-163号】



本日より、「渡り廊下」と「トイレ壁」の工事が始まりました。渡り廊下はかなり老朽化が進んでいるので、強度を強める溶接と塗装を行います。トイレはタイルの奥に空洞が見つかり、地震の際にタイルが落ちてしまわないよう危険をなくす工事です。工事中は気をつけて通行するよう注意しています。期間春休みいっぱいです。

3月18日 泉中旋風、各部活動大活躍【3月-161号】









 3月18日日曜日10:00より滝頭球場で、全日本少年軟式野球大会中学校の部の市大会が行われました。準決勝の第1試合で田原中と対戦しました。新人戦の優勝校同士の戦いは白熱した攻防となりました。初回2点を先制、その後もう一点を追加した、我が泉中は終盤まで皿井投手のすばらしい牽制球による捕殺で豪打田中打線を終盤まで0に抑えます。途中皿井中堅手のすばらしいランニングキャッチも飛び出すなど、試合の流れは完全にこちらだったのですが、最後に四球から相手の好打を浴び、最後は3対4と、試合をひっくり返され惜敗となりました。最後まで試合の主導権はこちらが握っていだけに本当に惜しい試合でした。しかし、実力校の田原中にがっぷり四つに組んだ戦いぶりに選手たちの成長がたくさん見られました。夏の大会に向けて、大変楽しみが増えました。
 一方同じ頃、渥美総体では、市のバレーボール選手権大会が行われました。我が泉中バレーチームも熱戦を展開し健闘しました。結果、3位に入賞を果たしました。
泉中っこ、部活動でも大活躍中です。

3月16日 1年生1時間目数学【3月-154号】




1時間目、1年生は数学の授業でした。教科書の1年生の学習範囲がほとんど終わり、黒板に伊藤先生が書いてくれたような活動を各自で進めていました。言葉で出す指示だけだと、聞き逃す生徒も出てきます。そこでこの板書のような「文字による指示」を出してくれているのです。伊藤先生、細やかな配慮のある指示をありがとうございます。
生徒たちは伊藤先生の指示を見て、それぞれで順番に「やらなければいけないこと」を進めていました。中にはわからない問題を教え合う姿も見られました。



「教え合う」ことには2つのプラスがあると言われています。1つは「なかなか解き方が見つからない、思いつかない生徒のヒントになるということ」です。先生が教えて分かる場合もありますが、意外と子ども同士の方が、言葉の意味がわかりやすく簡単で、そこでわかる生徒も多いのです。もう一つは「教える子はなかなか解き方が思いつかない子にわかりやすくを考えて教えることで、より理解がわかりやすくなるということ」です。他人にわかりやすくという「ハードル」が記憶によい影響を与えるのです。
お家に帰って、学校で勉強したことを「質問」してくださいと「ブログ」でお願いするのと同じ効果があるわけです。
ある、笑い話があります。「授業で一番、頭を使っているのはだれでしょう」を聴かれ、本当に脳の働き具合を調べた学者がいます。結果は「先生」だったそうです。それはもうダントツでした。生徒は先生の半分も脳を使ってなかったそうです。この話からわかること、大切なのは生徒の脳を働かせることです。一番脳を使うのは「しゃべること」、二番は「書くこと」、そしてこの両方とも効果を上げるのは「考えて」です。泉中の先生方はそれぞれ、個々に焦点をあてて、学習を進めてくれているのです。その先生たちを助けていただけるのは、ご家庭での一言、つまり「どんなことを勉強して、何がわかったの」です。つまり、「質問力」です。これが生徒たちの学力をぐんぐんと高めます。
よろしくお願いいたします。