田原市立赤羽根中学校

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癌について学ぼう 第2回学校保健委員会

2学期の期末テストが終わった11月28日(水)、第2回学校保健委員会を行いました。第1回に引き続き「未来も今も健康に過ごすための生活を考えよう」のテーマで、PTA保健厚生委員の皆様にも参加していただき、がんと生活習慣について考えました。委員会の内容、様子を紹介します。

1 PTA保健厚生委員長鈴木さんの挨拶

 「心も健康でありたい。ストレスを感じるばかりでなく、やり甲斐を感じる生活をしていきたい。」

2 保健委員会の劇・発表

 ①劇:保健委員の3年生が、生活習慣に興味をもってもらえるよう、「サザエさん」をもとに脚本を考え、演じました。「20年後の磯野家では、生活習慣が乱れたフネさんを子ども達が心配していた。フネさんに対して注意を促す。」という内容でした。

 







②学習内容の発表:2年生が、がんについて1学  

期に学んだことを発表しました。

  ・がんは日本人の2人に1人がかかる病気 

・生活習慣が原因のがんが全体の60%ある                   

・気をつけたい生活習慣  等々

 
 







③「がんになりにくい生活習慣」の発表

1年生が中学生におすすめの「がんになりにくい生活習慣」を発表し、  

全校で読み上げました。

○睡眠8時間  ○好き嫌いしない ○よくかんで食べる

○汗をかく運動をする









3 講演:「がんと共に生きる」

第1回学校保健委員会に引き続き、田原市健康課の岡田美紀さんをお招きし、講演をしていただきました。主な内容は以下のようです。

 ①がん、がんになった人について

・早期発見、早期治療で治る可能性が高い。

・・・がん細胞が大きくなる前に見つけることが大切。

 ・がん検診はいろいろな種類がある。

・・・女性は20歳から勧められる検診がある。

 ・がん患者に対してサポートする体制が整っているが、身近な人(家族、周りの人)のサポートが重要

 ・病気を治すだけでなく、生活の質を考えることが必要。

 ・がんになっても、「その人らしさ」が失われるわけではない。

・・・「これまでと同じように接してほしい」と望むがん患者は多い。

・共に生きていく(誰もが暮らしやすい社会)ために、がんについて正しい理解が必要。

 ②中学生が今からできること

 ・生活習慣を整える ・家族にがん検診を受けるようすすめる ・思いやりをもって接する

4 感想発表・振り返り:各学年の代表が感想を発表しました。その後、教室で感想をまとめました。

 《生徒の感想》

  ・もうすぐ検診が受けられるから受けたい。 ・家の人に検診を受けているか聞きたい。

  ・がんになってもサポート体制がしっかりしていることに安心した。

  ・がんになった人がいたら、今まで通り接したい。

  ・今までは「生活習慣に気をつけよう」と言われても他人事にしか思わなかったけど、考え直さないといけないなと思った。









今からの生活習慣が将来の健康に影響を及ぼすということが理解できたと思います。自分だけでな

く、家族や周りの人の健康的な生活についても考える、よいきっかけになったと思います。