田原市立亀山小学校

食料危機!!(3・4年蚕の世話)

 3・4年生は、総合的な学習の時間の一環で、蚕を育てています。小さな植物の種のような卵からふ化した蚕は、とても大きくなっています。

 

 蚕の食欲が旺盛で、子どもたちは、毎朝餌となる桑の葉を桑畑まで取りに行きます。しかし、今年は、蚕があまりにもたくさんの桑の葉を食べるため、餌となる桑の葉が不足気味。餌となる柔らかい葉は、手の届かない高いところだけになり、葉っぱ集めも四苦八苦。 蚕は、あと一週間ほどで繭を作り始めるそうですが、それまでは、さらに餌となる桑の葉が必要です。すでに、食料危機です。どこか桑の葉がないかな~。

 

 取ってきた桑の葉は、ぬれていては蚕によくないので、心を込めて丁寧に水分を拭き取ります。その後、桑の葉は、蚕の飼育箱へ。箱に耳を寄せてみると、すぐに“バリバリ”と音をたて食べ始めます。

 

 手間がかかる分、子どもたちはとっても蚕に愛着をもってお世話をしています。