田原市立亀山小学校

考え、議論する…(5・6年道徳の授業の様子)

 5・6年生では「コスモスの花」の資料を使って、「本当の友情とは」「本当の信頼とは」についてみんなで考えました。

 

 「コスモスの花」あらすじは次の通り!

 北山と「ぼく」は、同じクラスで仲がいい。北山は、のんびりしたタイプで、クラスでもあまり目立たない。「ぼく」は、授業では積極的に発表する、サッカーはうまい、と北山と真反対のタイプ。

 ある日、クラスの友達がコスモスの花を持ってきて、花瓶に水とコスモスの花を入れた。すると、北山がコスモスの花に近づき、コスモスの花をきれいに生けなおした。見違えるほどきれいになったコスモスの花を見て、みんなが北山をほめる。

 ぼくは、ほめられている北山を見て気に入らず、「花なんて女子がやることだろ」と心にもないことを言う。

 その後、他の友達が北山の悪口を言っているのを聞いて、ぼくは思わず、「やめろよ」と声を出していた。

 

 子ども達は、ほめられている北山を見たときのぼくの心、「やめろよ」と声を出したときのぼくの心に焦点を置き、みんなで議論し合いました。

 子ども達からは、「相手のことが気に入らないこともあるけれど、(友達は、)助けることがお互いにできる存在」等、一人一人が友達って一体どんな存在なのだろうか深く考えました。