日誌

2021年6月の記事一覧

6月8日生活点描

◆3年算数
ふと立ち寄ってみました。
  
課題はくり上がりのあるひっ算です。
   
計算練習が好きだという人は幸せですが、みんながそうとは限りません。集中力が試される活動です。
◆これなんだ。
  
紙粘土に色付けして、あれこれと段取りがあって、満足のいく箱ができたようです。嬉しそうに説明してくれました。箱も、笑顔も、それからシャツも素敵だね。
◆油断大敵!
 
スリッパのお見合い、すれ違いは勘弁です。再び直しておきました。ちなみに1階ではありませんよ。
◆新入り
 
自慢の水槽に魚の赤ちゃんが加わりました。誰も気づいてくれません。
*今日の1枚

「まかせて!」
*予告
今日と明日、「あかばねオリンピック」を開催します。中止になった田原市陸上競技大会の校内用代替え行事です。様子は明日のブログで!

6月7日学校評議員会

◆学校評議員会
学校評議員会は、市の取り決めにより各学校に設置が義務付けられています。各学期に1回程度開催し、校内の様子を見ていただいたり、意見や感想を伺ったりします。
今日はその1回目。
そんなこととはほぼ知らない子供たちの様子を見ていただきました。
❏1年国語「さとうとしお」
  
評議員のお一人(赤羽根保育園の園長さん)が、1年生の成長ぶりを見て大変安心していました。
❏すぎのこ学級4年算数「垂直と平行」
  
とても落ち着いた学習ぶりでした。なお、2年生の児童は交流学級で勉強中です。
❏2年体育「いろいろな動きづくり」
 
教師「今から進化じゃんけんをやります。」
面白そうです。くも(多くの人が好きじゃない方)→かえる→カンガルー→人間と進化します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
教師「最後に人間になれたらゴールです。先生のところに来てください。」
担任「何か質問はありますか。」
子供「人間になったらどうしますか。」
 
こういう質問はよくあります。何かこだわりがあって、それをうまく表現できない場合が多いです。
 
子供「後出しじゃんけんしたらどうしますか。」
担任「後出ししないようにしてください。」
子供「後出ししたのに、してないと言ったらどうしますか。」
何と警戒心が強い子供たちでしょう。どうか無事にゲームが終わりますように。
ゲームが始まりました。
  
くもとかえるのにらみ合い。
 
残念ながら、次の教室に移動です。
❏3年算数「ひき算のひっ算」
 
「324ページの本」「182ページ読んだ」
「(も)のこりは何ページあるか知りたい」
と書いてあります。
  
本校が、ここ数年取り組んでいる算数科授業の進め方に従って展開しています。また機会があれば紹介します。
❏あすなろ「お金の計算」
  
こちらも落ち着いた学習ぶりです。
❏4年算数「1億を超える数」
  
1億の概念を理解するのは難しい。黒板にも苦労の跡が見えます。
お!以前少しだけ紹介した”壁新聞”を廊下で発見しました。
 
この班は田原市のキャラクターに興味を持ったんですね。それにしては、田原市公認キャラクターのキャベゾウがいないけど…。あえて外した?
❏5年家庭科「ソーイング~はじめの一歩」
  
ブログのネタの匂いがぷんぷんします。後ろ髪を引かれる思いで移動します。
❏6年算数「分数÷分数」
 
何事もないように、わき目もふらずに課題に取り組んでいましたが…。
教室を去り際に視線を感じます。
 
あー、いつもの6年生でよかった!
◆懇談会

授業の様子、生活の様子など、お褒めの言葉をたくさんいただきました。その中で、地域の方ならではのお話がありました。
委員のお一人は、教室の入り口でもう、学級経営がうまくいっていると分かったそうです。仕事柄、整理整頓の大切さをとても強く感じているそうです。ちなみに職業は養鶏業。鶏舎と教室の比較とは、我々には思いつかない視点です。

6月4日1年算数

❏1年算数「いくつといくつ」
今日の課題はこちらです。
 
黒板には、ケーキのマグネットと算数ブロックがさりげなく張り付けてあります。児童のレベルに合わせた配慮です。
子供たちはというと…。
   
なんか、余裕の表情で、自信ありげです。
教師「では、わかる人!」
子供たち「はい!はい!」

予想通りです。

と思ったら、一人だけ行き倒れみたいな子供がいます。
 
実は彼、やる気がないわけではないのです。答えもちゃんと書けています。
ではなぜ倒れちゃった?
どうも塾のテキストでこの手の問題はかなりやりこんでおり、先に飽きが来ちゃったようです。こんなとき、子供に姿勢のことばかり注意しても効果は長続きしません。大切なのは、本人の努力と理解力を認めながら、もっと大切な課題に気づかせることです。
それがうまくかみ合うと、途端に様子が変わります。
  
新たな教育では、答えがわかって満足するレベルから、答えの導き方を自覚するレベルへと授業改革が進んでいます。そのために重視しているのが「言語活動」です。そうした視点も加味しながら、ご家庭でも子供たちの学びをご支援ください。
ノートの使い方も大切な指導です。1年生は初めてですから、特に時間をかけて行います。
  
ノートを丁寧に書くことで、頭の中を確認し、整理することができます。
 
お話もしっかり聞いていますね。これからどんどん賢くなっていくことでしょう。
授業は終盤です。
教師「では、隣と問題を出し合ってみましょう。」
【シーン1】
 
彼女1「さあ、何からいきましょうかねえ」
彼女2「なになに?ドキドキするぅ~。」

【シーン2】
 
彼女「9は6といくつ?」
彼「う~ん…、さ・ん?」

 
彼女「そうなの?!」
彼「違うの?」

 
彼女「正解!!」
【シーン3】
 
彼「それで、君は私に何を聞きたいのかな?」
【シーン4】
 
彼「何か楽しいんだけど。」

彼「あー、我慢できない!」
前の彼女「大丈夫?」
※写真は
もちろんイメージです。
教師「では、今日の振り返りをしますよ。」
 
「振り返り」とは、1時間の学習を思い出して自己評価をする大切な活動です。学年が上がるとともに文章も加わってきます。低学年ですので、こんなマークを利用して、振り返りの習慣づけをしているところです。
◆雨の日の図書館
本ブログで図書館からの報告は初めてですね。
 
本好きの子供たちが、自主的に集まっています。
  
本を選ぶ子供、読む子供…
 
6月14日から「あじさい読書週間」を実施します。その時にはもっと賑やかになるのかな。

彼は、今日の図書当番です。図書委員は3回目と聞きました。本が好きとも言っていました。こういうこだわりは素敵だと思います。

◎ホントの業務連絡
 少しずつHPメニューを増やす努力を始めました。本校をよりよくご理解いただくための取り組みです。僅かな変化を探しながら、たまにお立ち寄りいただければうれしいです。

※今週もお付き合いいただきありがとうございました。



6月3日6年体育

◆6年体育「マット運動」
児童に尋ねたら、今日のマット運動が2時間目と教えてくれました。
いい時に来ました。期待が高まります。
❏前転
   
一番簡単な運動(技)に見えますよね。回ればいいんだから。でも、ちゃんとコツがあります。あごを引いて、おへそを見るとよいと”解説書”に書いてありました。
❏開脚前転
どうしても膝が曲がりやすいです。
  
十分な開脚と膝伸ばしを意識しましょう。
 
コツは、脚をマットの近くで”ぱっと”開くことだそうです。
❏側転
子供1「どうですか、調子は?」
子供2「いやぁ、まだ2時間目ですからねぇ。まだまだですよ」
子供3「そんなこと言わないで、ちょっと見せてくださいよ」

 
そんなやり取りは全くありませんでしたが、彼が現状を披露してくれました。
   
こちらの児童と比較すると、課題がよりはっきりしますね。
   
最後は見事な側転です。手からつま先までがまっすぐに伸びています。正しく練習すれば、みんなちゃんと上達しますよ。
 
こちらも見事です。リアクションが‥。
しかも練習なし。これは彼しかできんかも。
❏地転
大型マットの上でも試行錯誤中です。
 
前方倒立回転跳びとかハンドスプリングとか言います。憧れの技です。
    
見た目は派手な技ですが、基本的な技の組み合わせともいえます。例えば、壁倒立やブリッジ、頭はね起き(いわゆるヘッドスプリング)の練習が効果的…と書いてありました。
❏飛び込み前転
教師「いいかい、こうやるんだ。」
子供「はぁ」


教師「さぁ、やってみろ」
 
子供「こんな感じですか?」
教師「まだまだ!」
子供達「どこか違ってた?」

※フィクションです。
❏壁倒立
回転系の技を発展させるため、是非とも習得したい技術です。こちらもいくつかのコツがあります。
 
正しく練習することで、必ず上達します。ただし、骨格、筋力、柔軟性、運動経験等の違いによって、上達のスピードは人それぞれです。
人と比べることなく自分の上達を実感し、できる喜びを味わえるのが器械体操の魅力だと、書いてはありませんでしたが、私はそう思います。

*大切なお知らせ
取材中、6年女子が教えてくれました。
子供「ブログ、おもしろいです」

6月2日3年理科

今日は、水曜朝会の日でした。
◆水曜朝会
”初夏の花”といえばいろいろありますが、ハナショウブはその代表選手ですね。そこでいつも頭に浮かぶのは、アヤメやカキツバタと何が違うの?という疑問です。皆さんはどうでしょうか。さて、”そんなこと考えたこともない”という子供たちにどうやって興味を持ってもらうかが校長の今日の問題解決です。
  
写真を貼った掲示板を転がしながら、子供の周りを廻ります。ICT全盛の今ですが、こんなアナグロ方式が、結構子供の好奇心を刺激しています。
この時の比較写真を掲載します。
   
出典:https://chiik.jp/articles/gc9og/
順番に、アヤメ → ハナショウブ → カキツバタ と並んでいます。
朝会ではさすがに見分け方まで説明できませんでしたが、ここで言います。
花びら(花弁)の付け根の模様に特徴があります。網目か黄筋か白筋かで区別してみてください。
◆3年理科「ホウセンカの観察」
いつ紹介できるかと思っていましたが、遂にその日が来ました。タブレットの活用授業です。意気込んで覗いてみると、出だしで少々つまずいているようです。
教師「あれ、うまく出んぞ」
子供「できた!」
教師「おっ、どうやった?」

最初はこんなことよくあります。
 
子供「どう?できた?」
 
子供「う~ん。ちょっと…。」
 
子供「どうしたの、見せて!」
 
子供「エへへ。」
何事も助け合いが大切です。なお、写真はイメージです。
 
課題は、栽培中のホウセンカの苗を写真で観察し、発見をまとめたり発表したりします。観察だけなら実物に勝るものはないでしょうが、以前の様子と比較するには効果絶大ですね。
 
始めて「本葉」を習いました。
   
気づきの発表です。
 
気づき→疑問→課題→見通し→仮説→実験・観察→検証→結論・振り返り
学びは始まったばかりです。今後の展開を見守りましょう。
 
*復習テスト
次の花の種類を当ててください。もう、おわかりですね。
   
<出典>https://forties-text.com/iris/
子供たちは、見分け方を知りません。よろしければ、今夜の話題にどうぞ。親の威厳を示すチャンス?さあ、どうでしょうか。

写真は、豊橋の『加茂菖蒲園』の先週末の様子です。田原市内でも『初立池公園』のハナショウブが見ごろとの情報です。子供たちにも紹介しました。近場のお出かけ先をお探しの方はご検討ください。