田原市立亀山小学校

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持久走大会

12月4日、持久走大会を行いました。刻々と変わる雨予想に悩みながら、開会式は、雨が降ってもすぐに室内へ逃げ込めるように、運動場で行いました。

開会式が終わり準備体操をする頃には、北西の空の厚い雲も姿を消しました。

子ども達が運動場でアップをしている間に会場準備を整え、いよいよレース本番です。

スタートに立つ子ども達、そして、必死にゴールを目指して走る子ども達の真剣な表情には、本当に心が動かされます。

そして、何より「がんばれ!」の声。声援を送る子ども達の表情にも、さらに心が動かされました。タイムや順位は数字です。走る子ども達、声援を送る子ども達の心には、数字では表せない、素敵な思いが満ちています。

この大会に向けて、みんなでランニングタイムを行いました。一人ひとりの子ども達が、運動場を1周走ると、ランニングカードの一コマを塗りつぶしていきます。そうして、37人の子ども達と、先生たちが走った周数は、合計9575週にもなりました。1周168mで計算すると1608.6kmです。亀山小学校から北海道の旭山動物園あたりまでの距離です。みんなと一緒に頑張った経験が、子ども達の心の栄養になってくれたら嬉しいな!

福祉実践教室

12月2日、3・4年生と5・6年生で福祉実践教室を行いました。

3・4年生は「車椅子体験」です。

講師の先生「車椅子に乗っている人の目線に合わせることが大事です。車椅子を押すことは、荷物を運ぶわけではありません。安全は大事ですが、安心がもっと大事です。」

今日の体験を通して、車椅子に乗っている人が困っていたら、「何か、お手伝いすることはありますか?」と話しかけることができるようになってほしい。講師の先生はそんな願いを子ども達に話していました。

車椅子に乗っている人の気持ちを体験するために、バックで進んでみたり、車椅子の前タイヤを上げてみたりしました。

エレベーターに乗ったり降りたりするときには、バックで進む必要があります。段差を進むときには、前タイヤを上げなくてはなりません。どれも、乗っている人にとっては、とても怖いことがよく分かりました。だから、「ではバックします。後5メートルです。」など、話をすることがとても重要だと教えていただきました。

講師の先生「もし長い階段を登らなくてはならない時、どうしますか?」

子ども達「・・・?」

講師の先生「魔法の言葉があります。それは、『誰か手伝ってください。』です。」

車椅子の補助は、全部一人でやらなくてはならないわけではありません。ちょっと勇気を出して、周りの人に助けを求めれば、必ず手伝ってくれる人はいます。

子ども達は、車椅子に乗っている人の気持ちを感じることができました。いつか何処かで、困っている人に声がかけられたら、素敵だな〜!

5・6年生は「点字体験」です。今日は、田原にお住まいの全盲の方にも来ていただき、お話を聞くこともできました。

全盲の方「私は目が見えないので、何かあったら、遠慮せずに大きな声ではっきりと話してくださいね。」

全盲の方を教室まで連れてきてくださった介助の方は、周りの状況を細かく伝えていました。

子ども達は、この様子を見ることができて、とても勉強になったと思います。

いよいよ点字の勉強です。点字はフランスの少年が考えたものだそうです。そんな話を聞きながら、実際に点字の打ち方を教えてもらいました。

厚紙に点字を打つときには、まっすぐ上から打つようにします。もし間違えてしまったら、平らに戻して、のりで固めてからやり直します。

まずは、「あめ」や「小学校」などの言葉を点字で打ってみます。「あめ」は簡単に打てますが、「小学校」は「しょーがっこー」と打つことなどを教えてもらいました。私達が使っている「ふりがな」とは、少し違いました。

最後は、自分の名前を点字で打ってみました。点字を打つのは、とても大変です。でも、点字のおかげで助かる人もたくさんいると思うと、自然に頑張れます。

町のあちこちに点字はあるそうです。自動販売機にも、缶ジュースにも点字はあります。これまであまり気にもとめなかったかもしれませんが、点字を真剣に学んだ子ども達は、いろいろな所に点字を見つけることでしょう!

「音読タイム」スタート

12月2日、今日から「音読タイム」をスタートしました。これは、朝のモジュールタイム「国語」の時間のはじめに行います。まずは、みんなで声を合わせて発声練習です。

「良い声は良い姿勢から!」を合言葉に、あごを引いて、お腹から声を出します。

自分のお腹に手を当てていると、お腹が動くのがよく分かります。

口の形も気にしながら、はっきり聞き取りやすい声を目指します。

発声練習の後は、こんな「詩」をみんなで読みました。

みんなで合わせて読むと、なんだか楽しくなってきます。子ども達が、自分の声をしっかりと伝えられるように、これからも継続していきたいと思っています。

燃えろ!持久走大会!

12月1日、もう師走です。今日お昼の放送で5・6年生で考えた「燃えろ!持久走大会!」についての放送がありました。

6年代表の子「持久走大会に向けて、意気込みや目標を書いてみませんか?吹き出し型の付箋があるので、どんどん書いてください!」

昼放課になると、早速何人かの子が「燃えろ!持久走大会!」の掲示の前に集まっていました。

持久走大会は12月4日(木)です。今日も、昼放課の運動場は持久走大会のために、一生懸命走る子ども達がいっぱいいました。大会当日は寒くなりそうです。風邪を引かないように頑張ってね!

子ども達は、それぞれ思い思いの目標や意気込みを書いていました。タイムや順位も出ますが、みんなが「頑張って良かった!」「気持ち良い!」そんな大会になることを心から願っています。

生活科で「うわぐつを あらおう!」

11月28日、1年生がタライを並べて何やらお洗濯中!?

今日は、学習指導員の先生に教えていただきながら、自分の上靴を洗いました。

上靴の中までしっかりと洗うのはなかなか難しいですが、タワシや使わなくなった歯ブラシを上手に使って、ピッカピカに洗うことができました。

子ども「感動〜!!」

とってもきれいになりました。汚れも匂いも一切無し!

教室の窓際に干して乾くのを待ちます・・・。これで、上靴洗いはバッチリマスターです。もう自分でできるもん!

フラッグフットボール

11月26日、今日は3〜6年生が「フラッグフットボール」を行いました。講師はプロのアメリカンフットボール選手3名です。

4年生以上の子は昨年度も経験していますが、3年生は初めて!まずはパスの練習からです。

ボールの持ち方や投げ方、キャッチの仕方を丁寧に教えていただいた後、実際にキャッチボールをしてみました。フットボールを回転させながら、相手が受けやすいように投げるのは、なかなか難しいです。

続いて、パスをもらって走る練習です。ボールを落とさないように、お腹と両手でしっかりと持ちながら走ります。

次は、フラッグを取る練習です。フラッグフットボールは、タックルの代わりに、腰につけたフラッグを取ると、攻撃が終わります。オフェンスはフラッグを取られないように素速く走ります。

いよいよ、ゲーム形式の練習です。5人1チームとなり、「レディ、ゴー!」の合図でゲームを始めます。

攻める方は、作戦ボードを使って、動き方やボールの運び方を決めておきます。

オフェンスは、4回の攻撃でセンターラインを越えることができれば、さらに4回攻めるチャンスがあります。その中で、ボールを相手のタッチラインまで運ぶことができれば得点が入ります。

作戦が成功しタッチダウンが決まると、みんなで大喜び!でも、腰のフラッグを取られてしまって、思うようには前へ進めません。

次は、12月10日にも講師の先生が来てくれます。次はいよいよ運動場で試合です。楽しみだな〜!

全校造形遊び

11月25日、今日は全校で造形遊びです。紙コップを自由に使って、それぞれ思い思いの作品を作ります。

面白いのは、子ども達は自然にグループをつくり、協力しはじめることです。

子ども達「きゃ〜!!」

時々崩れてしまうことだってあります。でも、「もとに戻すぞ!」と励まし合いながら作業は続きます。

どんどん作品は巨大化していきます。子ども達は夢中で作業に没頭しています。

中には、こんな芸術作品もありました。

コップを重ねて「アーチ作り」というのも、なかなかの発想ですね!

これまた素敵な塔ですね!

ホッチキスを使って、こんな形もできるんです。

シンプルイズベスト!

高さを競い合ったわけではありませんが、今回一番高くまで積み上げたのは、なんと30段でした。

最後はみんなでお片付けです。

友達と一緒に作業しながら、なんとなく協力し、そのうち同じ目標が生まれ、励まし合いながら作品作りに集中する。「造形遊び」を通して、子ども達の想像力はどんどん膨らみました。何より、仲間と楽しい時間を過ごすことができました!

 

追伸:クリスマス1月前ということで、児童玄関にクリスマスツリーを飾りました。まだまだ地味なので、自由な発想で、いっぱい飾りをつけてくださいね!

5・6年社会「情報化した社会と産業の発展」

社会の学習で「情報化社会」について学習をします。今日はその導入ということで、「事実かウソかわからない情報はどのように判断すべきだろう?」という課題で勉強しました。

まずは、実際にニュースを作る人達は、「一次情報(直接関係者から聞き出した情報)」を取材して、正しい情報だけを報道していることを学びました。その後、いよいよ実習が始まりました。「ツチノコ発見」という、事実かウソかよくわからない情報について、タブレットのソフトを使って様々な取材を行い、真実を突き止めていきます。

先生「事実かウソかわからない情報は、どうやって確かめますか?」

子ども「関係する人々に直接聞いて、一次情報をたくさん集めて判断します。」

先生「では、タブレットを使って、チームで真実を突き止めてください!」

RPGゲームのように、事件現場近くの様々な場所に行って、色んな人から一次情報を集めます。そうすることで、少しずつ真実に近づいていきます。

子ども「分かった!」

一次情報をたくさん集めると、情報がウソだということが分かってきます。そして、なぜその情報が間違っているのかも分かりました。

SNS上にある様々な情報の中には、間違った情報も含まれています。そんな間違った情報を鵜呑みにしないよう、気を付けていきたいですね。真実は、やはり自分の目と耳で確かめることが大事だと思いました。


 

ランニングタイムスタート!

11月17日、今日からランニングタイムスタートです。

ランニングタイムは2時間目の放課に5分間走るのですが、朝から1年生の男の子が運動場へ出てきました。

1年の子「アシックスの靴だよ!」

そう言って、彼は走り始めました。それを見た子が、次々と運動場へ・・・。先生も・・・。朝から「自主的ランニングタイム」が始まってしまいました。

 

そして、2時間目が終わりました。

みんな、自分のペースで走っています。こういう時の5分間というのは長いです。(と私は感じました)

そして、5分のランニングタイムが終わると、縦割り班ごとに整理体操です。でも、体操が終わると同時に、ほとんどの子が走り始めました。

得意な子も苦手な子も、自分なりに頑張れる。みんなと一緒に楽しめる。そんなひとときが過ごせたらいいな〜。

(走った後は、しばらく足が動きません・・・)

生まれてはじめてのプレゼント

11月14日、今日の朝会は「生まれてはじめてのプレゼント 名前について」というお話でした。

先生「あなたの名前には、どんな思いが込められているのでしょうか?」

子ども「姉弟合わせて『平和』に育ってほしいって・・・。」

子ども「私が生まれたとき、いっぱい咲いていたお花から・・・。」

名前って、いろんな思いが込められているんだなと思いました。

さて、先生のお子さんたちも、小さい時に捕まえてきた虫などに「名前」をつけていたそうです。

そして、その虫たちが死んでしまった時、庭の片隅にお墓を作り、「名前」を呼びながら泣き続けたそうです。

「名前をつけるということ」

名前をつけるっていうのはどういうことなんだろう?思いを込めるってどういうことなんだろう?

今日は、自分の名前をつけてくれた人からの「愛」を感じるお話でした。

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