田原市立高松小学校

2021年1月の記事一覧

GIGAスクール構想の実現に向けて

 昨年末に、文科省のいわゆるGIGA(ギガ)スクール構想に基づく一人一台端末環境の整備が整い、本校にも全校児童一人一台ずつのタブレットが各教室に置かれました。今後は、ICT教育推進に向けて教育実践に取り組んでいかなければなりません。とは言うものの、まずはタブレットの機能や操作に慣れていかなければなりません。
 今日は6年生の教室で、JAMBOARD(ジャムボード)というソフトを使い、グループで一人一人の意見をまとめていました。ちょうど、付箋に書いた自分の考えをグループでB紙にまとめていくような感じでした。先生は各グループのまとめ方をテレビモニターに映しながら、まとめ方のポイントを説明していました。今後も積極的に授業場面で活用していけるとよいですね。




楽器洗い

 1月26日(火)、音楽部は今日から3日間、楽器洗いをします。密を避けるために、パートごとに分かれて行います。今日は、トランペットパートの子どもたちでした。6年生が4年生に楽器の洗い方を教えられるようにグループになっていました。これも伝統です。6年生にとっては、この楽器洗いが小学校での部活動の最後になります。洗っている6年生に感想を聞くと、「今思うとあっという間の3年間でした。」と答えてくれました。



音楽部校内演奏会

 1月22日(金)授業後、音楽部の校内演奏会を行いました。新型コロナウイルス感染症拡大と緊急事態宣言の発出により、田原市小学校音楽会は中止になり、保護者対象の演奏披露も自粛せざるをえなくなりました。しかし、これまでの音楽部の練習のまとめとして、4年生以上を対象に校内で演奏会を行うことにしました。4年生は『空も飛べるはず』という曲を、5・6年生は『風になりたい』という曲をそれぞれ演奏し、お互いに聞き合いました。少ない練習量でしたが、4年生はまとまりのある演奏ができました。5・6年生は聞き手を圧倒する迫力のあるすばらしい演奏を披露することができました。6年生は今日が最後の演奏になりました。今日までの3年間、音楽部の練習で学んだことを大切にして、これからの生活に生かしていってほしいと思います。

  【4年演奏『空も飛べるはず』】

  【5・6年演奏『風になりたい』】

”手話ってすごいね”(4年総合)

 1月22日(金)、4年生は総合的な学習の時間に福祉実践教室を行い、手話について学びました。講師に高橋さんと小嶋さん(手話通訳者)をお招きし、聴覚障害の方がどのように周りとコミュニケーションをとって生活しているのかを教えていただきました。音の代わりに振動や光を使って、インターホンや赤ちゃんの泣き声に気づけるようにしたり、手話や指文字、筆談などを使って周りの人と会話をしたりするなど、いろいろな工夫や努力がありました。子どもたちは手話や指文字、口の形を読み取る体験もし、予想以上にコミュニケーションをとることがとても難しいことに気づきました。今回の教室で学んだことを、いろいろな場面で生かしていけるとよいですね。

【聴覚障害の方のコミュニケーション法は?】

      【指文字に挑戦】

物語文の授業づくり(現職研修)

 1月21日(木)、子どもたちが下校した後、先生方は会議室で授業をよりよくするための勉強会を行いました。今日のテーマは、国語の物語文の効果的な指導方法でした。講師に愛知県立大学で講師をされている加藤辰雄先生をお招きして、基本的な物語文の読みの指導過程について学びました。研修の内容は講義だけでなく、実際に1年生の教科書教材『スイミー』を使っての演習もあり、子どもの立場になっていろいろな意見を出し合いながら、読む楽しさやおもしろさを実感することができました。今日の研修を今後の授業に生かしていきたいです。