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6月25日生活点描

◆西棟1階写真展示
写真屋が撮影した運動会の写真を展示しています。注文販売も行います。
学校開放でご来校の際は、ぜひこちらもご覧ください。
 
◆5年国語「世界でいちばんやかましい音」
終了10分前です。黒板もほとんど埋まって、足らなくなったようです。もっと早く来ればよかった。
 
国語の物語文では、登場人物の心情の変化をたどる活動が軸になります。この辺りは大人の皆さんもご記憶にあるのでは?

教師「では、ギャオギャオの王子の心は、ここで大きく変わったということでいいですか。」
子供たち「はい。」
子供たち「そう思います。」
子供たち「同じです。」


子供1「僕は小さいと思うな。」
子供達「へ?」

問いの結論が出かかったところでのつぶやきでしたので、周囲の視線を集めます。
教師「〇〇君はなぜ小さいと思うの」
子供1「う~ん…。」
教師「じゃあ、もう一度聞くけれど、〇〇君はどう思う?」
子供1「やっぱり大きいと思います。」

 :
そして、黒板には「大」の赤文字が書かれました。

このやりとりについては、評価が分かれるかもしれません。子供のつぶやきには、価値あるものとそうではない個人的・一時的なものがあります。今日の彼のつぶやきはどうだったでしょうか。なんとなく腰砕けみたいになったので、後者だったかな。少なくともこういうときに深入りすると、痛手を負います。でも、こういうちょっと変わった視点や考えのおかげで、全体の理解が一層深まることがあります。ですから、他と異なる発言の価値の見極めは、”ダイヤの原石と水晶”の見極めぐらい重要です。
◆委員会活動
地味なんだけれど、大切なんです。彼女が持っているのは手洗い用の消毒液です。補充してきたんだね。お疲れ様。
 
◆図書館
あじさい読書週間が終わり、今日は静かな図書館でした。彼は、学校司書に手伝ってもらいながらお目当ての本を探しています。
 
いい本が見つかったようです。
◆1年生活「サツマイモの観察」
職員室の前に集まった1年生が職員室の教師に答えています。
子供1「ヤキイモを見に行ってきます。」
教師「ヤキイモなの?」

チャンス到来です。
私「ヤキイモを見に行くんだって?」
子供たち「きゃはは。サツマイモを見に行きます。」

タブレットをもって、元気に畑へ出かけていきました。
 :
担任の事後報告です。
担任「
ヤキイモ、あ、サツマイモの観察の時、いつもは絵を描くんですが、時間がかかるのでタブレットで写真をとっています。まだ慣れなくて時間がかかりますけど。」
原因は担任でしょうか。

※今週もお付き合いいただきありがとうございました。

6月24日市教委学校訪問

◆教育委員会訪問
教育委員会から7名の先生方が、教育活動の視察と指導のため本校にお見えになりました。今回の参観に乗っかって、今日の子供たちの様子をお伝えします。いつもよりもちょっぴり緊張してるかも。
❏保健室
施設設備の状況と活用状況も視察の対象です。
訪問されたのは、教育長、教育委員、教育部長、教育総務課職員、学校教育課職員の皆様です。

❏すぎのこ学級・国語「物語をよもう」
堂々とした様子。温かな雰囲気がよかったな。
  
❏1年・算数「たしざん」
数字ブロックが子供の思考を助けています。
  
❏2年・算数「図を使って考えよう」
出てきました。これが”図”です。

❏あすなろ学級・生活単元「買い物をしよう」
広告を真剣に見ています。
  
❏4年・国語「広告を読みくらべよう」
こちらの商品は体温計です。
  
4年生ですと、ノートはこのぐらい書けています。
❏6年・算数「表を使って考えよう」
振り返りで「適応題」を解く時間でした。今日学んだことを使って別の問題を解いています。時間が静かに流れていました。もうちょっと早く来れるとよかったな。
  
❏5年・算数「合同な図形」
こちらも「適応題」みたい。とその時、…。

子供「う~ん。なんで?わからん!」
あまりに大きな独り言でした。周囲も気にしています。
  
教師の助言で、みるみる表情が軽くなりました。

こちらの彼は、すこぶる順調そうです。
❏3年・外国語活動「I like blue.」
英語活動は3年生がスタートですが、内容は結構進んでいますよ。
  
なんか、やけにリラックスしてますし…。
❏水槽・自由遊泳「弱肉強食?」

子供1「アジが8匹いたのに、4匹しかいません。」
子供2「きっと、サメに食べられちゃったんだよ!」
子供たち「えー!?」
私「アジは、サメのえさかねぇ。」
子供「えっ!えっ!〇〇先生がせっかく釣ってきたのに・・・。」

こりゃいかん。子供の純真さに対し、あまりに無粋な発言でした。
サメには悪いけれど、もうしばらくはこのままということで…。
あとは、”〇〇先生”の腕前に期待しましょう。

6月23日4年防災学習

◆3年図工作品
3年教室前で展示中です。涼しげでおしゃれな出来栄えについ目が止まりました。
  
学校公開日来校の折には、教室内外に展示・掲示してある子供たちの作品もぜひご覧ください。
◆3年算数
時間の学習中でした。
 
あ、見つかっちゃった。
 
かれは、とても生き物が好きです。観察力が鋭いのかもしれん。
そうこうするうちに、入れ替わりで二人の児童がトイレに入っていきました。授業中ですので、緊急事態だったのでしょう。低学年の頃は、ちょくちょくあります。
  
で、こちらの写真。決して罰を受けているのではありませんよ。
トイレを出る際に、「スリッパはどうでした?」と聞いた後の様子です。
一人目は丁寧に、二人目はより美しく整頓してくれました。
きっと、スリッパをちゃんと揃えられる人になっていくでしょう。
◆4年防災学習
防災学習の成果を、壁新聞にまとめる学習に取り組んでいました。不思議とこういう場面に出くわします。
  
  
タブレットを使ったり使わなかったり、一人だったり複数だったりと、それぞれの目的に合わせて活動しているところが良かったです。
ちょっと、ノートを見せてもらいました。手作りノートの味わいが伝わりますか。
 
私「何について知りたかったのですか?」
子供たち「えーと・・。防災グッズについて?」
私「本当に防災グッズについていろいろ調べてあるね。それで、どんなことを新聞で知らせたいのかな。」
子供たち「う~ん、…。」
私「では、防災グッズの中で最初に大切なものはどれ?」
子供1「それなら、やっぱり水。それからあと、食べ物。」
子供2「懐中電灯もいるんじゃない?それとマスク。」
私「たくさんになったね。こうやって順番をつけてまとめてもいいかもね。もちろん理由もね。そういえば、赤ちゃんのあもちゃもあるけど。」
子供たち「それは、赤ちゃんが~~~」

「調べてまとめる」から、「調べた情報をどう活用するか」が問われます。その視点を与えていけば、子供はどんどん発見をしていきます。
新聞ができたら見せてね。

*ご報告
「謎の生き物の正体を探れ」が、遂に本日の水曜朝会で完結しました。
答えは「アナグマ(二ホンアナグマ)」に落ち着きました。
決定までに何があったかは、お子さんにお聞きください。6年生が大活躍でした。

6月22日2年算数

今日は、写真少なめ、セリフ多めでお伝えします。
◆経過報告
以前紹介した栽培活動から、その後の様子です。
1年生のサツマイモ畑です。さほど世話をする様子を見かけませんが、すくすく育っています。そこがサツマイモのいいところですかね。教頭の執念ですかね。※5/28記事参照
 
こちらは、3年生、すぎのこ教室が取り組んでいるマスクメロン栽培です。
なんと、実をつけています。

 
そういえば、担当教師から私のメロンも用意してあるとのこと。それがこちら ↓
木は立派ですが、…。
 
私「すごいね。もう、実をつけている。いつ受粉したの?」
担当「いえ、あれは勝手に。受粉はこれからで、下から数えて〇〇番目の花でやります。」
私「じゃあ、今ついている実は?」
担当「あれは、摘果ですかね。」
私「あ、そうなの!?(あー、よかった。)」

※理由はお察しください。みんな、頑張って摘果してね!
それにしても、担当教師の博学ぶりにびっくりです。
◆2年算数
時々紹介していますが、今日の課題はこちらでした。
 
教師「・・・では、問題の下に「しき」と書きましょう。」
いわゆるノート指導です。
子供「どこにですか」
子供「なぜですか」
子供「式も書いていいですか」

2年生の子供たちは、ほんとうに反応が良いです。その仕分けが具合が教師の腕の見せ所です。
教師「・・・それでは、式だけ書いてみましょう。できるかな。」
子供「わかるー。」
子供「答えも書いていいですか。」
教師「式だけです。」
子供「答えも書いたらどうしますか。」
教師「消してください。」
子供「もう消しました。」

なかなか手ごわい。

教師「〇〇君、姿勢がいいねぇ。みんなはどうかな。姿勢がいいと、男子はかっこよく、女子はかわいくなりますよ。」
子供「ビシー!」

得意の軽口、いや、呪文がかけられたようです。
 
教師「答えは出ましたか。では、言ってくれる人」
 
いよいよここからが本番です。
教師「答えは出ましたね。ところで、今日の目当ては何でしたか。」
子供「図の見方やかき方をしろう」
教師「では、黒板に図はありますか。」
子供「ないです。」
子供「ありません。」
子供「図って何?」
教師「お、〇〇君が何か言ったよ。図がわからないの?じゃあ、図って何だろう。」

ここから、子供の思考が一気に動き出します。

子供のつぶやきには、はなはだ個人的なものや思い付き的なものと、真実に迫るものがあります。この時期の子供たちは、その違いが判りません。そこに、教師の出番があります。どの子供たちにとっても価値あるつぶやきを拾い上げられるかどうかが勝負の分かれ目にもなります。
来週には学校開放があります。お越しいただいたときには、そのあたりもご注目ください。

6月21日生活点描

◆1年転入生
本校に新しい仲間が加わりました。教室に行く前に、お迎えが来るまでこちらの部屋で待機中です。

私「汗をかいたね。たくさん歩いて疲れましたか。」
彼女「はい。でも向こうの学校でも結構歩いていたので。でも、疲れました。」

お気に入りのマスクをつけて、いろいろなことをお話ししてくれました。
私「給食はしっかり食べられますか。」
彼女「なんでも食べます。でもトマトはちょっと…。小さいころから苦手です。」

そうか、もっと小さい頃もあったんだよね。納得しました。
・・・・・・・・・・・・・・・
彼女「朝は何時から始まりますか。」
私「8時15分からです。」

時計は、すでに8時10分を過ぎています。
私「早く教室に行きたいですか。」
彼女「はい!‥でも、どうしちゃったのかなあ。」

初日から心配をかけちゃったね。

お話がとっても上手で、しっかり者の彼女でした。
教室で、1年生のお友達が今か今かと待っていますよ。
これからみんなと一杯勉強して、どんどん賢くなっていってね。
◆水槽の新入り
朝から、職員室前の水槽周辺がにぎやかです。
 
お目当てはこれかな。

新しい仲間が加わりました。サメです。種類は”ドチザメ”かと。
表浜で釣られてきました。
末永く見守ってね。