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3月21日 それぞれの終わりに向けて

いよいよ今年度の終わりが迫ってきました。
◆2年

掲示物がはがされ、教室を1年生に明け渡す準備が大詰めです。

配布プリントの配達にせわしく子供たちが動いていました。

◆1年

私「あれ、みんなでどこに行くの?」
子供「たいいくかーん。」
私「何をするの?」
子供「写真を撮るの。」
よめました。記念写真ですね。

子供「ガヤガヤ」「ワイワイ」「キャッキャッ」
子供「並んでー。」
担任「ちょっと、聞こえないでしょ?!」

子供「シーン」
これも成長のあかしです。

◆3年

がらんとした教室で、身の回りの片づけに忙しそうでした。

◆4年

1年間お世話になった机を磨いていました。大切なことです。

◆5年生

ひときわにぎやかな教室です。

今年度末で転校するクラスメートとのお別れ会の真っ最中でした。

転校する友達を楽しませているのか、自分たちが楽しんでいるのか。たぶん両方でしょう。

◆本年度最後のスリッパチェック
はたして最後に最高の結果が出るかどうか‥。
1階女子

90点
1階男子

100点!\(^O^)/
2階女子

80点
2階男子 

50点 (/ω\)
3階女子 

60点 (/ω\)
3階男子

100点!\(^O^)/
やらせなし。成長の跡は確かに確認しました。

*スクープ

どこか分かりますか。長年お世話になりましたが、老朽化のため近年は使用しなくなったうさぎの飼育小屋を撤去してもらいました。これでさっぱりしたと思いきや…。ここからあとは、現場を再現してみました。多分こうじゃなかったかと。
業者「ウサギ小屋の下から大変なものが出てきたので、ちょっと見にきてください。」
教頭「えー!ウサギですか?」
そんな馬鹿な。
教頭&事務職員「それじゃあ、不発弾ですか?!」
もういいから。早く見に行って。
さて、そこにあったものとは・・・。
どうやら昔の雨水枡(うすいます)みたいな大穴です。とりあえず危険がないように塞いでありますが、この後の処置にもう少し時間がかかりそうです。それにしても、こんなこともあるんですね。危ないので近づかないようにお願いします。

※今週もお付き合いいただきありがとうございました。

3月19日笑顔、笑顔、笑顔

◆第78回卒業証書授与式
天気よし、準備よし、笑顔よし!

本日、28名の子供たちが赤羽根小学校をさわやかに巣立っていきました。

ご臨席いただいた来賓の皆様の、式後の声です。

来賓「いやぁ、すばらしかった。年々レベルが上がっている。」

来賓「欠席がなくて良かったですね。全員そろうのって簡単じゃないのに。」

来賓「堂々と自分の意見が言える人になってほしいと思う。」

来賓「返事とか校歌とか、とっても声が出ていてよかったですよ。」

来賓「6年生の呼びかけはよかったなあ。あのセリフ、だれが考えたの?」
もちろん子供たちです。

来賓「退場のとき、ちょっとだけど担任の口が動いてた。あれ、一人一人にがんばれよとか声をかけていたんでしょ。ああいうのがいいんだよね。担任の〇〇先生、最近顔つきが変わってきたよね。」
これって、ほめられているんですよね。

続いて職員の声です。
職員「〇〇さん、ちゃんとセリフを言えるかドキドキしたけど、ちゃんと言えて立派だった。」


職員「大きな声がかっこいいっていうことを下級生に教えてくれましたね。」

職員「〇〇さんの声、よく出るようになって良かった。以前はよく出ていたんだけれど、途中ちょっと心配してました。」

職員「〇〇先生、途中ちょっとやばくなかったですか?」
職員「証書をもらったあと、こちらに歩いてきたときに目が合うとぐっときちゃって‥。で、そのあとは目を合わさないようにしてました。」
子供の方がしっかりしてる。

職員「今は、いろいろな制服を選べるようになってるね。」
職員「〇〇さんのズボンとネクタイも似合ってて、かっこよかったです。」


職員「子供たちはこのあと一緒にご飯を食べるらしいですよ。」
職員「今年は”まっちゃん”だって言ってました。」
よく知っとる。


職員「〇〇君のセリフで、もう、ぐっときちゃいました。日本語の勉強中なのに、よくあんなに覚えたなって。」
このあと、うれし泣きしてました。間違いない。


こちらの二人も、カメラの前で元気にピースを見せてくれました。卒業生全員に幸せがいっぱい来ますように♡
〇追伸
卒業生や保護者の皆様方から、たくさんの感謝の言葉を頂戴しました。職員を代表してお礼申し上げます。皆様のお気持ち、しっかり受け止めさせていただきました。
卒業生「校長先生、ご卒業おめでとうございます。」
私「なんで?それってあなたのことでしょ。」
卒業生「だって今年、て・・。」
私「うっ、そうか。知ってたのかあ。ありがとね。」
こんな気の利いたことを言える子供たちに育ってくれました。

3月18日 卒業式前日

5日ぶりの更新です。お待たせしました…か?理由はご想像の通りです。明日は卒業式という話題をご紹介する前に、昨日の話題を少しだけお伝えします。
◆3月17日4,5,6年「卒業式予行」

教主「卒業生が入場します。拍手でお迎えください。」

子供「パチパチ」
この後、滞りなく練習は進みました。本番に向けて、6年生も在校生も気持ちが入っていました。

◆本日1,2,3,6年「6年生とのお別れ式」

司会「6年生が入場します。拍手で迎えましょう。」
デジャブ?

なんと司会は3年生!しかも、卒業式さながらの気合の入り方でした。自然と6年生の背筋も伸びます。

それにしてもうまいなあ、司会者。とても堂々としていました。

心のこもった「お別れのことば」もありました。

かわいらしさに、思わず笑みがこぼれます。

司会「1,2,3年生から6年生へプレゼントがあります。」

なんだろう。

折り紙で作った花束と、メッセージ入りのしおりでした。みんなで協力して作ったそうです。

一足早く、6年生が卒業の歌をプレゼントで聴かせてくれました。

司会「6年生が退場します。」

みんないい顔してる。心のこもった、温かなお別れの会になりました。

◆卒業プロジェクトの終了報告
最後の全体練習のあと、6年生から今年の奉仕作業の完了報告と作成物品の贈呈式がありました。

雑巾と家庭科で使う台拭きをいただきました。みんなありがとう。大切に使うからね。

◆低学年との”なかよし”下校 *勝手にネーミング

低学年と6年生の最後の通学団下校です。

いつもに増して、6年生が明るいこと。そのころ校内では・・。

◆4,5年「式場準備」

いつもの3割増し?で、黙々と真剣に掃除をする子供たちをたくさん見ることができました。明日が大切な日だということを、よく理解しているからだと思います。

子供「あ、写真撮られた。」
子供「写真を撮ってもらうから真剣にやってるんじゃないからね。」
COOL!こういうの、嫌いじゃありません。

腰が曲がるほど丁寧な掃きぶりです。

玄関口でも、ジャンバーをはおって黙々とゴミや草を集めていました。明日お越しの方は、玄関もよく見てやってください。明日が最高の日になりますように。*写真はイメージを含みます。

*おまけ ~職員室から聞こえてきました~
教頭(たぶん)「今日のお別れ会、3年生の司会上手だったよねー。」
その通り。
教主(ぜったい)「ほんと、すごくよかった。もう、明日の司会、代わりにやってくれないかなー。わはは。」
はしゃぎすぎです。

3月13日 熟練の技

◆2年算数「よみとる算数」

「よみとる」と書いてあります。でも、算数です。

国語じゃありません。これで算数なんです。

担任「それでは発表してもらうね。誰にするか、先生が選んでいいかな。」
子供「いいよー。」
担任「誰になるかな。」
いやな子はきっとドキドキしています。

担任「〇〇さん。」

〇〇さん「はい。」
返事よし!
〇〇さん「・・・・」
他の子供「・・・・」
担任「・・・・」

〇〇さん「・・・・」
他の子供「・・・・」
担任「・・・・」

〇〇さん「・・・。午後・・3時です。」
担任「どうですか。」
他の子供「同じでーす。」
担任「文が長かったけれど、よく見つけたねー。」
お気づきですか。短時間に2年生のいいところがいくつも詰まっています。最後まであきらめなかった〇〇さん。〇〇さんの方を向いて、彼女の答えをじっと待っていた子供たち。子供を信じて簡単に助け舟を出さなかった教師。1年たって、こういう時間を過ごせるようになったんですね。それにしても最近の算数は手ごわいです。国語も頑張らないといけませんから。

◆すぎのこ学級 算数「時計の読み方」

担任「これは何時ですか。」
子供「・・・・・えっと・・・」
担任「口で言えばいいよ。」
子供「・・・・」
担任「・・・・」

子供「・・・4時・・・30分?」
教師「まる!」
残りの問題も、見事全問正解です。すごい!

頭をフル回転させて考える子供と、それを黙って見守る教師の、静かな時間が流れていました。

◆4年国語「世界一美しいぼくの村」

担任「そうか。春が待ちきれなかったんだね。じゃあ、この時の季節はわかるかなあ。」

子供「ふゆ、ふゆ・・・ふゆ。」

子供「さくらんぼって書いてあるから夏頃だと思います。」
担任「ということは、春までまだ半年以上あるんだね。」

子供「ふゆ・・・ふゆー。」
壊れたテープレコーダーみたいになっちゃった。担任はどうするかと思ったら、何事もなかったように授業は進んでいき…。
担任「最後の場面、みんなの気持ちは悲しいだけでいいのかな。」

子供「助けたいという気持ちです。」
子供「もう一度村を作りたいという気持ちです。」
子供「いっしょに#$%&*」

担任「おや。〇〇君、今なんて言ったの?なんかいいこと言ったような。」
〇〇君「え、おれ?!」

〇〇君「一緒に村をつくりたいって思いました。」
担任「おー、いいこと言ってくれたねえ。」

〇〇君「おれ、適当に言っただけなんだけどなー。」
でもまんざらでもなさそう。そしてこの後、”壊れたテープレコーダー”は無事に治ったようです。

担任「みんなで、良くここまで考えることができました。それでは最後にまとめるよ。」
ゲレンデのコースを外れ、バックカントリーに迷い込みそうな児童を救い出す、熟練の技を見せてもらいました。
※写真はイメージを含みます。

*続報
見つけました。

子供「おれ、目を赤く塗ったんだけど、直されちゃった。」
子供「ホラーじゃん。」

3月12日 始まりました

◆4,5,6年「卒業式全体練習」
今日が初めての全体練習です。

なんとなく落ち着かない?6年生です。

4,5年生は準備万端かな。

ここまでの練習の成果を確認し合います。

教主「拍手、もうちょっと頑張ってー。」

「まかせて!」
本番に向けて、さらに上達することでしょう。全体での練習は、予行を入れてあと2回です。回数は以前よりずいぶん少なくなりましたが、学校を去る6年生とそれを送り出す下級生の思いの強さは以前のままです。

そのころ、1~3年生は”あかはにホール”に集まっていました。

何が始まるかは内緒です。いずれご報告するときが来ると思います。

*こぼれ話

廊下の角に何かを発見。

保健給食員会の粋な計らいです。最近、廊下で子供の衝突事故が続いて起きたため、その防止策の一つです。まだほかにもあるかもしれません。