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3月13日 熟練の技

◆2年算数「よみとる算数」

「よみとる」と書いてあります。でも、算数です。

国語じゃありません。これで算数なんです。

担任「それでは発表してもらうね。誰にするか、先生が選んでいいかな。」
子供「いいよー。」
担任「誰になるかな。」
いやな子はきっとドキドキしています。

担任「〇〇さん。」

〇〇さん「はい。」
返事よし!
〇〇さん「・・・・」
他の子供「・・・・」
担任「・・・・」

〇〇さん「・・・・」
他の子供「・・・・」
担任「・・・・」

〇〇さん「・・・。午後・・3時です。」
担任「どうですか。」
他の子供「同じでーす。」
担任「文が長かったけれど、よく見つけたねー。」
お気づきですか。短時間に2年生のいいところがいくつも詰まっています。最後まであきらめなかった〇〇さん。〇〇さんの方を向いて、彼女の答えをじっと待っていた子供たち。子供を信じて簡単に助け舟を出さなかった教師。1年たって、こういう時間を過ごせるようになったんですね。それにしても最近の算数は手ごわいです。国語も頑張らないといけませんから。

◆すぎのこ学級 算数「時計の読み方」

担任「これは何時ですか。」
子供「・・・・・えっと・・・」
担任「口で言えばいいよ。」
子供「・・・・」
担任「・・・・」

子供「・・・4時・・・30分?」
教師「まる!」
残りの問題も、見事全問正解です。すごい!

頭をフル回転させて考える子供と、それを黙って見守る教師の、静かな時間が流れていました。

◆4年国語「世界一美しいぼくの村」

担任「そうか。春が待ちきれなかったんだね。じゃあ、この時の季節はわかるかなあ。」

子供「ふゆ、ふゆ・・・ふゆ。」

子供「さくらんぼって書いてあるから夏頃だと思います。」
担任「ということは、春までまだ半年以上あるんだね。」

子供「ふゆ・・・ふゆー。」
壊れたテープレコーダーみたいになっちゃった。担任はどうするかと思ったら、何事もなかったように授業は進んでいき…。
担任「最後の場面、みんなの気持ちは悲しいだけでいいのかな。」

子供「助けたいという気持ちです。」
子供「もう一度村を作りたいという気持ちです。」
子供「いっしょに#$%&*」

担任「おや。〇〇君、今なんて言ったの?なんかいいこと言ったような。」
〇〇君「え、おれ?!」

〇〇君「一緒に村をつくりたいって思いました。」
担任「おー、いいこと言ってくれたねえ。」

〇〇君「おれ、適当に言っただけなんだけどなー。」
でもまんざらでもなさそう。そしてこの後、”壊れたテープレコーダー”は無事に治ったようです。

担任「みんなで、良くここまで考えることができました。それでは最後にまとめるよ。」
ゲレンデのコースを外れ、バックカントリーに迷い込みそうな児童を救い出す、熟練の技を見せてもらいました。
※写真はイメージを含みます。

*続報
見つけました。

子供「おれ、目を赤く塗ったんだけど、直されちゃった。」
子供「ホラーじゃん。」

3月12日 始まりました

◆4,5,6年「卒業式全体練習」
今日が初めての全体練習です。

なんとなく落ち着かない?6年生です。

4,5年生は準備万端かな。

ここまでの練習の成果を確認し合います。

教主「拍手、もうちょっと頑張ってー。」

「まかせて!」
本番に向けて、さらに上達することでしょう。全体での練習は、予行を入れてあと2回です。回数は以前よりずいぶん少なくなりましたが、学校を去る6年生とそれを送り出す下級生の思いの強さは以前のままです。

そのころ、1~3年生は”あかはにホール”に集まっていました。

何が始まるかは内緒です。いずれご報告するときが来ると思います。

*こぼれ話

廊下の角に何かを発見。

保健給食員会の粋な計らいです。最近、廊下で子供の衝突事故が続いて起きたため、その防止策の一つです。まだほかにもあるかもしれません。

3月10日「わくわくスイッチタイム」

◆きれいになりました ~6年奉仕作業~

こちらは校長室。6年生のおかげでピカピカになりました。

調度類の復元まで完璧でした。皆さん、ありがとう。
◆わくわくスイッチタイム
本年度最後となりました。今日はどんなわくわくがあったでしょうか。
〇2年(ほんとはあすなろ学級担任)

教師「上から読んでも、下から読んでも同じ読み方の・・」
子供「しんぶんし?」
教師「野菜はなあに?」

頭の中がフル回転です。
〇1年(ほんとは5年担任)

教師「キリンはどうしてこんな模様なんだろうね。」

子供「知ってるー!」
まさに得意分野だったようです。
〇3年(ほんとは4年担任)

担任「このイノシシは何県でしょう。」
子供「う~ん。」

日本地図と見比べながら、めちゃくちゃ真剣な子供たちです。大人でも結構難しい。
〇あすなろが学級(ほんとは3年担任)

子供「これでいいですか。」
教師「ちょっと見せて。」
和気あいあいと、楽しそうなものを作っています。それにしても、なんかいつもと表情が違いませんか?


コップですか?

誰とは申しませんが。
〇4年(ほんとは6年担任)

子供「はい」「はい」「はい」「はい」
すごい勢い。

朝からテンション高めです。取り組んでいるのは、算数パズルでした。
〇5年(ほんとは1年担任)

子供「僕たちは、1番がマッチです。理由は料理を作れるからです。」
沈没しそうな船から、無人島に持っていくものだそうです。

和気あいあいと、思い思いの考えを言い合ってました。
〇6年(ほんとは2年担任)

教師「じゃんけん・・、ポン」
子供「ポン」「ポン」「ポン」「ギャー」「ゲラゲラ」
体を全部使って、じゃんけん対決中でした。おじ様にはちょっとついていけそうにありません。

教師「最後はちょっと難しいです。運動神経がいるよー。」

結構夢中になるなあ。

*おまけ問題
都道府県クイズ大会で、愛知県は何の生き物にたとえられていたでしょうか。
①カンガルー ②コアラ ③ゴジラ ④クルマエビ ⑤カニ
答えは3年生にお聞きください。

3月7日 お詫びして訂正いたします

◆久しぶりの気持ち良い晴れ

多くの子供たちが長放課に運動場に散らばり、思い思いの遊びに興じています。

一部ではありますが、竹馬もなかなか捨てたものではありません。

遠くを見るのがコツらしいよ。

そうそう。
私「来年の運動会は竹馬リレーをやるかねえ。」
子供「いいじゃん。」
子供「でも、乗れない子と差がついちゃうよ。」
なんて優しいの。

私「二重跳び、上手だねえ。軽く跳んでるもん。」

子供「そう?」
まんざらでもなさそうです。

◆謹んでお詫び申し上げます
昨日の記事に誤りがありました。正しくは以下の通りです。

私「調子はどうですか。」
子供「楽しいです。」
私「授業とどちらが楽しい?」
子供「ワックス!」
約束どおりの回答でした。
※決して担任に忖度したわけではありません。つい願望が出ただけです。

*今週もお付き合いいただきありがとうございました。

3月6日 おもしろすぎる

何がおもしろいかは、この後ご自身でご判断ください。最初に、昨日報告できなかった話題を一つどうぞ。

◆4,5年 卒業式会場準備

六送会が終わると、一気に卒業式に向けて動き出します。

昨日は4,5年生が会場を準備し、その会場を使って今日から6年生の式練習がスタートしました。

こうした準備が5,6年生にあがる自覚を促していきます。なお、在校生の練習は来週スタートです。

ここから今日の話題になります。
◆WAXかけ準備の大掃除
年度末、卒業式に向けて頑張っているのは高学年だけではありません。

6年生が、奉仕作業の一環で、各教室やホールにWAXをかけてくれるということで、3年生以上が総出で大掃除をしました。

こちらは4年生。できる限りの物品を廊下に運び出しています。

こちらは3年生。あかはにホールも担当しました。
そのころ運動場では・・。
◆1年図工「凧あげ」

手作りの凧をもって運動場にくり出していました。しかし風が強い。うまく上がるかな。

”打ち合わせ”?に余念がない二人を見つけました。

「じゃあ引っ張るよ。」「おっけー!」

「上がったー?」「まだー。」

「もう上がった?」「まだだよー。」

「なんで追いかけてくるの!」「あれ、放していいの?」
*こんなやり取りがあったかどうかは不明です。でも、そうとしか思えん。

ついに上がりました。

子供「糸がからんじゃった。直してください。」
え?!私ですか?
私「ちょっと見せてごらん。」
んー。細かくて分かりにくいなぁ。
子供「キャハハハ。」
私「何?」
子供「おじいちゃんみたい。」
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

◆6年奉仕作業<WAXがけ編>

1~5年生が帰った後、6年生が残って作業をしました。

どの教室も、この6年間にお世話になった所ばかりです。そんなことを思い出しながら作業をしているのかな。

私「調子はどうですか。」
子供「楽しいです。」
私「授業とどちらが楽しい?」
子供「授業!」
約束どおりの回答でした。